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平成10年度 アイヌ文化奨励賞(個人)  豊川 重雄(67歳)


長年にわたりアイヌ民族の伝統的木彫民具の復元製作に取り組んでこられた。その作品の一部は、ブリティシュコロンビア大学(カナダ)や国立民族学博物館に展示されているほか、個展を開くなど活発な創作活動を行うとともに、後継者の育成にも尽力されている。また、約100年ぶりに「アシリチェップノミ(新しいサケを迎える儀式)」を札幌市豊平川に復活させ、祭司を務めるなど、アイヌ文化の伝承、保存に大きく貢献されている。

昭和6年2月5日生(67歳)
現住所:北海道札幌市在住

昭和32年 故荒木伊佐男氏に師事、本格的に木彫を始める
昭和46年 社団法人北海道ウタリ協会石狩支部の結成に参加
昭和54年 江別市の対雁墓苑で樺太アイヌ殉難者慰霊祭を行う
昭和59年 札幌市の豊平川で「アシリチェップノミ」を復活、祭司となる
昭和59年 アイヌ文化協会設立、会長に就任
平成3年 記録映画「アイヌ文化を伝承する人々 ラッチャコ・アシリチェプ・シリキ」財団法人アイヌ無形文化伝承保存会へ協力

※その他、多くの伝統儀式で祭司を務める。