財団について

平成10年度 アイヌ文化賞  小田 イト(87歳)


長年にわたり、アイヌ口承文芸の伝承普及、儀式・儀礼の復興に努めてこられた。特に、千歳アイヌ語教室では講師として中心的な役割を担い、毎年アイヌ語劇の上演を行うなどアイヌ語の普及に尽力されているほか、ウポポやホリッパといったアイヌ古式舞踊、アイヌ伝統料理の保存・継承にも大きく貢献されている。平成5年3月には、アイヌの精神文化を自叙伝的にまとめた「火の神の懐にて」を出版し、アイヌの自然観を世に紹介した。

明治44年5月24日生(87歳)
現住所:北海道千歳市在住

昭和61年 NHKの「千歳川、チプサンケ」のビデオ撮影に協力、同ビデオに出演
平成3年 北海道教育委員会「アイヌ古式舞踊調査報告」の編集に協力
平成5年 JICC出版局より、氏の語りをまとめた「火の神の懐にて」を出版
社団法人北海道ウタリ協会のビデオ「共生への道」製作に協力、同ビデオに出演
平成6年 財団法人アイヌ無形文化伝承保存会のビデオ「アイヌ文化を学ぶ」の製作に協力、同ビデオに出演
社団法人北海道ウタリ協会のアイヌ語テキスト及びビデオ「アコロ イタク」の製作に協力、同ビデオに出演
平成7年 「アイヌ語千歳方言辞典」(中川裕著)の編集に協力

※その他多数の調査、記録の協力を行う。