財団について

平成12年度 アイヌ文化賞  野本 亀雄(83歳)


白老地方に伝わる儀式・儀礼等の復興に際して中心的役割を果たし、現在その実施をもって後進に受け継がれている。また、儀式・儀礼の祭事具、日常用具等の製作技術も伝承・保存し、現在製作するものはすべて氏の教えによるものである。
昭和45年、白老民族芸能保存会設立とともにその運営に携わり、国内外における数十回に及ぶアイヌ古式舞踊公演を通し、アイヌ文化の紹介と啓蒙に尽力されている。現在、白老地区のアイヌ文化団体が一体となって文化伝承・保存活動に取り組んでいるのが、その学ぶべき文化の多くは氏が伝承・保存してきたものである。こうした有形・無形文化を今に伝える氏の事績は、アイヌ文化の振興に多大な貢献をされている。

大正6年3月10日生(83歳)
北海道白老郡白老町在住

昭和45年 白老民族芸能保存会設立に寄与する。
同保存会設立とともに、それ以降国内外で多くのアイヌ古式舞踊公演に参加
昭和52年 イオマンテを指導する。
53年、55年、平成元年、2年、5年と指導にあたる。
同年、白老民族文化伝承保存財団のシンヌラッパを指導する。以後、毎年実施された同儀式を指導する。
昭和61年 チプ復元とチプサンケを指導する。
平成2年 白老町文化奨励賞受賞

※数多くの儀式・儀礼の実施、指導を行う。
※その他多数の調査・記録の協力を行う。