財団について

アイヌ語弁論大会

第13回(平成21年度)アイヌ語弁論大会 2009.11.7

~アイヌ語でイタカン ロー(話しましょう)~

現在、アイヌ民族独自の言語であるアイヌ語の学習は、道内の14地区のアイヌ語教室をはじめ、道内外においてアイヌ語学習会・勉強会など様々な形で行われています。そこで多くの方が学習しています。

「アイヌ語弁論大会」は、そうした学習の成果を発表の場として、また、他の地域で学習している方々との交流の場として、さらに、大会を開催する地域の方々にアイヌ語やアイヌ文化に触れていただく機会として開催しています。

第13回目の本大会には、北海道内の各地をはじめ、道外からも出場していただき、発表者は小学生から70歳代の方まで幅広い世代の51組52名となり、また、地元の方々を中心とした多くの皆さんにご来場いただきました。

子どもの部(中学生以下)を自由発表として、大人の部は、伝承されているユカラやカムイユカラなど口承文芸を発表する口承文芸部門と、アイヌ語で自らの意見を述べる弁論部門、そして今年度から審査対象外ではありますが口演の部を追加し、4つの部門に分けております。

本大会の開催にあたり、社団法人北海道アイヌ協会札幌支部はじめ北海道大学アイヌ・先住民研究センターの方々に多大なご協力を賜りましたことに、心よりお礼申し上げます。

 

平成21年11月

弁論大会の様子
田澤 天翔くん
弁論大会の様子
鍋澤 保さん
弁論大会の様子
弓野 恵子さん
  • 審査結果(敬称略)
    最優秀賞 ☆☆☆
    【子どもの部/自由】
    田澤 天翔(秋田県) カムイユカラ 「atusa cironnup」 裸のキツネ
    【大人の部/口承文芸部門】
    鍋澤 保(平取町) トイトイ ウシカム アサハ イエレス
    土のついた肉で私は育てられた
    【大人の部/弁論部門】
    弓野 恵子(千葉県) クコロハポ ウンケライワ アイヌケウトゥム
    母からもらったアイヌの心

    優秀賞 ☆☆
    【子どもの部/自由】
    関根 摩耶(平取町) オキクルミ ト゜レシヒ
    大空に描いたコタン
    時田 さなぎ(釧路市) アマメチカッポ カムイ すずめの神
    【大人の部/口承文芸部門】
    川村 久恵(旭川市) ポイヤウンペ 八ケ村の首領達と戦う
    佐藤 京子(白老町) 四宅ヤエ媼伝承「hankiri kiri hankiri」
    【大人の部/弁論部門】
    佐々木 恭子(釧路市) 「釧路アイヌ語の会」で釧路方言を学ぶ
    高橋 比登美(旭川市) 私が思うこと
  • 審査委員名簿(敬称略)
    審査委員長 藤村 久和 (北海学園大学名誉教授)
    審査委員 内田 祐一 (帯広百年記念館学芸員)
    大須賀るえ子 (白老たのしくやさしいアイヌ語教室講師)
    熊谷 カネ (様似アイヌ語教室講師)