財団について

平成13年度 アイヌ文化賞  上野 サダ(80歳)


両親からアイヌの有形・無形文化を伝承した氏は、昭和20年代後半よりアイヌ古式舞踊を中心としたアイヌ文化伝承・保存活動を始める。帯広カムイトウウポポ保存会設立において中心的役割を果たし、高齢となった現在も同保存会の中核として活動し、後進の指導に積極的に取り組んでいる。  また、十勝地方における数少ないアイヌ語話者として、帯広アイヌ語教室開設当初から講師を務め、アイヌ語の伝承・保存に尽力するほか、アイヌ民族衣裳、アイヌ料理など幅広い分野で後継者の育成に取り組む氏の事績は、アイヌ文化の振興に大きく貢献している。

大正10年1月20日生(80歳)
北海道帯広市在住

昭和32年 帯広カムイトウウポポ保存会の設立に寄与
平成4年 北海道教育委員会のアイヌ民俗調査に協力「平成4年度 アイヌ民俗文化財調査報告書 アイヌ民俗調査12(道東地方)」
平成5年 帯広アイヌ語教室講師
帯広百年記念館の聞き取り調査に協力
平成10年 帯広市文化賞を受賞
平成12年 北海道文化財保護功労賞を受賞
平成13年 アイヌ語ラジオ講座講師

※数多くのアイヌ古式舞踊公演に参加
※その他多数の研究、調査に協力