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平成16年度 アイヌ文化奨励賞(個人)  弟子 シギ子(73歳)


氏は、屈斜路コタンに生まれる。幼少時代に祖母に育てられ、生活の中でアイヌ文化を学ぶ。子供の頃に体験した熊の霊送り、遊びや仕事などを後世に伝えるため、昭和40年から、アイヌ文化の研究を始める。
阿寒アイヌ民族文化保存会結成当初から中心的な役割として、日本各地で行われる催事に参加。
また、ムックリの名手としてロシアやオーストラリアなどで開催された世界口琴大会にも参加し、アイヌ文化を世界に紹介するなど、アイヌ文化の振興・普及に寄与されている。
現在は、阿寒アイヌ工芸協同組合でアイヌ生活文化の説明員として勤務するかたわら、阿寒湖アイヌコタンで行われるアイヌの行事に参加し後進の指導に当たるなど、アイヌ文化の振興及び普及・啓発に貢献されている。

昭和6年3月10日生(73歳)
現住所:北海道阿寒郡阿寒町

昭和40年 アイヌ文化の研究を始める
昭和51年 阿寒アイヌ民族文化保存会「ユーカラ座」の一員としてパリで公演する
昭和54年 中国雲南省石林少数民族を文化交流
「世界口琴大会」出場(昭和62年、平成10年に参加)
平成9年 アラスカ先住民との文化交流に参加
平成13年 「わたしのコタン」出版
CD「ムックリの響き:アイヌ民族の口琴と歌」出版

※その他、多数の講演、執筆活動を実施