財団について

平成16年度 アイヌ文化賞  中本 ムツ子(76歳)


氏は、アイヌ語を母語とする父母のもとでアイヌ語やアイヌ文化を習得する。
昭和49年に、自宅にて千歳のアイヌの古老達とともにアイヌ文化の伝承活動を始め、昭和53年から(故)白沢ナベさんに師事し、アイヌの思想や数多くのカムイユカラを学ぶ。平成4年には国立劇場にてカムイユカラを白沢ナベさんと共演する。
また、千歳アイヌ語教室の設立に参画し、運営委員長として、アイヌ語やアイヌ文化の振興に尽力されている。
今年、長年の功績が認められ吉川英治文学賞受賞。現在も近隣市町村の小中学校等に積極的に出向き、アイヌ文化の伝承、普及・啓発に大きく貢献されている。

昭和3年1月30日生(76歳)
現住所:北海道千歳市

昭和45年 社団法人北海道ウタリ協会千歳支部入会
昭和50年 社団法人北海道ウタリ協会千歳支部副支部長就任
昭和53年 社団法人北海道ウタリ協会千歳支部文化部長就任
平成元年 千歳アイヌ文化伝承保存会会長就任
平成3年 千歳アイヌ語教室運営委員長就任
平成4年 千歳市民文化奨励賞受賞
平成7年 「カムイユカラ」出版
平成9年 財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構理事就任
「エクスプレスアイヌ語」出版
平成11年 「アイヌの智恵ウパシクマ1」出版
平成13年 「アイヌの智恵ウパシクマ2」出版
平成15年 社団法人北海道ウタリ協会功労賞受賞
「アイヌ神謡集をうたう」出版
平成16年 吉川英治文化賞受賞

※その他、多数の研究、調査に協力