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平成17年度 アイヌ文化奨励賞(個人)  志気 フミ(81歳)


氏は、阿寒町で生まれ、幼少の頃からアイヌ文化に触れてこられた。昭和30年に阿寒湖畔アイヌコタンに住まわれ、以後、同地におけるアイヌ古式舞踊披露の一員としてアイヌ文化の普及に携わるとともに、青少年の文化伝承・保存活動の指導者として三十数年にわたって尽力されてきた。
その間、国内外での催事に積極的に参加し、アイヌ文化の紹介及び振興に努めてこられた。
氏はまた、伝統的儀礼の作法、料理、衣服製作にも造詣が深く、長年にわたり、各種儀礼に参加して、指導的役割を果たしてこられるなど、地域の数少ない伝承者として、アイヌ文化の伝承・保存、及び振興に大きく貢献されている。

大正13年9月20日生(81歳)
現住所:北海道阿寒町阿寒湖畔

昭和30年 「まりも祭り」に参加・協力
昭和40年 「訪沖アイヌ文化使節団」の一員として沖縄を訪問し、交流を深める
昭和41年 現在、沖縄県真栄平に建つ「南北の塔」建立に協力する
昭和54年 中国雲南省を訪問し、少数民族と交流を深める
昭和59年 ユーカラ劇「イオマンテ」香港公演に参加
昭和63年 北海道主催「北海道食の祭典」でアイヌ料理製作を指導

※その他、多数の研究、調査に協力