財団について

平成18年度 アイヌ文化奨励賞(個人)  床 ヌブリ(69歳)


氏は、幼少の頃に父の友人であった故山本多助エカシと出会い、中学を卒業後に弟子入りする。
阿寒で木彫り職人として働いていたときにアイヌの芸術家、故砂澤ビッキに出会い強い影響を受ける。
その後、数多くの展覧会での入賞や、道外において数多くの個展を開催するなど、アイヌ文化の普及に努めている。
また、昭和43年の阿寒アイヌ文化保存会結成時より参加し、ユーカラの劇化に取り組み、国内はもとより海外においても数多くの公演活動を行っている。
特に、後継者育成のため、児童・生徒を中心とする北海道のアイヌ行事にも積極的に参加し、地元の後輩等に儀式・儀礼の文化を伝承するなどアイヌ文化の振興及び普及・啓発に大きく貢献されている。

昭和12年3月12日生(69歳)
現住所:北海道釧路市阿寒町

昭和26年

山本多助エカシに弟子入りし、木彫りを修得
昭和32年 東京銀座「松屋」で第1回個展「ユーカラ彫刻展 カムイミンタラ-神々の遊びの庭-」開催

昭和41年

モダンアート展入選

昭和42年

全道展入選

昭和43年

阿寒アイヌ文化保存会結成に尽力、多数の国内、海外公演を行う

昭和49年

新郷土芸術賞受賞

平成2年

カナダ・バーナビ市に作品「カムイミンタラ」を完成させる

平成3年

NHK「TV工房探訪」出演

平成4年

千嘉代子賞受賞、HTB「人間ビジョンスペシャル~カムイミンタラ~」出演

平成9年

日本伝統工芸「ギリシャ展」出品等

※その他、多数のイベント、祭事に参加
※その他、多数の個展を開催