財団について

平成19年度 アイヌ文化奨励賞(個人)  津田 命子(61歳)


氏は古老らを訪ねてアイヌ文化を学び、さらに大学院に進学しアイヌ女性に受け継がれた衣服文化の研究に専念。学芸員資格と修士号を取得。
修士論文では衣服の文様の原理、材料、技術、環境の変化に伴う変遷などを解き明かし、アイヌ文様の科学的分析で高い評価を得ている。
また、道立アイヌ総合センター学芸員として編み袋、刺繍、組み紐などの講習会を企画・指導しているほか、道内外の学会、集会などで講演、論文発表を行うなど、アイヌ文化の普及啓発に貢献している。

昭和20年11月17日生(61歳)
現住所:北海道札幌市

平成5年~
平成8年

「津田 命子アイヌ民具展」を札幌、東京で開催

平成6年

道立アイヌ総合センター解説員

平成7年

第3回北海道映像作品コンクール最優秀賞受賞(編み袋の製作教則ビデオ)

平成8年

道立アイヌ総合センター学芸員

平成9年~
平成14年

北海道環境アドバイザー

平成10年

財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構シンボルマーク最優秀賞受賞
北海道東海大学非常勤講師、「アイヌ文化を学び継承する女性の会」設立

平成11年

米国スミソニアン博物館主催「AINU;Spirit of a Northern People」展に参加

平成14年~
平成16年

放送大学大学院文化科学研究科修了、修士取得

平成16年

北海道大学非常勤講師、北海道文化奨励賞受賞

平成17年

「日本文化人類学会第39回研究大会」で研究発表


論文

  • 「アイヌ女性の創造した衣文化‐異文化接触に伴う材料・技術・環境の変化が生み出した衣文化の研究‐」(放送大学大学院研究所研究成果報告所収)
  • 「アイヌ文様‐その変遷と技法について」(道立近代美術館「アイヌ文様の美」所収)
  • 「アイヌ衣服の文様構成と製作、発達、展開を探る」(第16回北方民族文化シンポジウム報告)ほか