財団について

平成22年度 アイヌ文化奨励賞(個人)  山本 文利(70歳)


北海道釧路市阿寒町在住
氏は、父・山本多助、母・山本スエのもとで幼少期からアイヌ文化に触れ、アイヌ語をはじめとして、生活慣習や口承文芸、儀礼などを日々の生活のなかで学んでこられた。
昭和30年代から本格的にアイヌ文化の伝承・保存に着手され、各地の古老からの聞き取り、民具復元・工芸品製作、イオマンテ(熊の霊送り儀礼)などを実践された。平成15年からは、関東在住のアイヌの人たちの文化伝承活動に協力し、チセノミ(新築祝いの儀礼)、イチャルパ(先祖供養)など各種儀礼の実践を指導助言するなど、広くアイヌ文化の伝承・保存に寄与されておられる。

略歴

昭和29年 阿寒アイヌコタンに住む
昭和47年 帯広伏古にてイオマンテを開催
昭和60年 屈斜路湖畔で行われたイオマンテの副祭司を務める
平成15年~ 関東在住のアイヌの人たち(レラの会)の各種儀礼を指導
平成20年 アイヌ文化実践上級講座(アイヌ文化交流センター)で講師(木彫)を務める