財団について

平成23年度 アイヌ文化賞  弟子 シギ子(80歳)


北海道釧路市阿寒町在住
氏は、屈斜路コタンに生まれ、幼少の頃からアイヌ文化を先人に学び、昭和40年からアイヌの歌、踊り、薬草、食料などの研究を本格的に始める。昭和45年頃からは阿寒アイヌ民族文化保存会において古式舞踊の伝承・保存にも尽力してこられた。
また、伝統楽器ムックリの名手としてロシアやオーストリアなどで開催された世界口琴大会への参加をはじめ、数多くの海外公演や国際交流をとおしてアイヌ文化を世界に紹介されるなど、アイヌ文化の振興並びに普及啓発に寄与した功績は大きい。
現在も同保存会において後進の指導育成に携わられ、アイヌ文化の伝承・保存に貢献されている。

略歴

昭和40年 訪中アイヌ文化使節団に参加
昭和51年 「阿寒湖ユーカ座」の一員としてパリで公演
昭和54年 中国雲南省石林少数民族との文化交流
昭和61年 台湾黒潮文化圏民族芸術祭に参加
平成3年 「世界口琴大会」(サハ・ヤクーツク)に参加
平成10年 「世界口琴大会」(オーストリア・モルン)に参加
平成13年 「世界口琴大会」(ノルウェー・オスロ)に参加
平成12年 アラスカ先住民族との文化交流
平成16年 アイヌ文化奨励賞受賞(財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構)
平成21年 第1回標津イチャルパに参加


著作・執筆など

  • 平成13年 自伝「私のコタン」出版
  • 平成13年 CD「ムックリの響き:アイヌ民族の口琴と歌」共同出版
  • 平成20年 絵本「ポンペからのおくりもの」出版

その他、多数の取材、テレビ出演に協力