財団について

アイヌ文化伝承再生事業(平成28年度)

マニュアル作成

 1. アイヌ生活文化再現マニュアル

アイヌの伝統的な生活文化には、有形・無形を含め様々なものがありますが、その製作技術や儀礼などが失われつつあります。このため、テーマ毎に映像と活字 による「アイヌ生活文化再現マニュアル」を作成し、広く人々の利用に供して、製作技術などの保存・伝承を図ろうとする事業です。

  • 平成27年度製作物
    「踊り編 札幌・静内・鵡川 編 活字マニュアル」
  • 平成28年度対象テーマ
    「映像撮影 踊り編 釧路・浦河・三石 編」
 2. 伝承者ライフヒストリー
受け継がれてきた伝統を踏まえつつ、独創性あふれる作品を生み出すことで、若手のアイヌ文化伝承者に影響を与えている人や、自由な発想でアイヌ文化の.多様性を表現し、新たなアイヌ文化の創造に取り組んでいる人を対象としたライフヒストリーをドキュメンタリー映像として作成する。
 

実践上級講座

  1. 口承文芸伝承者(語り部)育成
    ユカラ(英雄叙事詩)、カムイユカラ(神々の物語)、ウエペケレ(昔話)などの口承文芸の伝統を継承するため、伝承者から継承者へ「語り」を直接指導して、新たな語り部の育成を図ろうとする事業です。
  2. 伝統文化(木彫・刺繍等)指導者育成
    アイヌの人々が多く居住する北海道や関東地区において、アイヌの民族舞踊や刺しゅう、木彫などの講座を開設し、アイヌ文化を担う指導者の育成を図ろうとする事業です。

伝統工芸複製助成

アイヌの伝統的な工芸技術などを伝承するため、複製品制作を行う個人や団体に対して経費の一部を助成し、その伝承意欲や知識、技術の向上を図ろうとする事業です。

口承文芸視聴覚資料作成事業

ユカラをはじめとした口承文芸について、語り(アイヌ語)、日本語及び字幕を入れたアニメーション映像を作成し、アイヌの無形文化の紹介資料とするとともに、アイヌ語やアイヌ文化の入門教材として活用することによりアイヌ文化の振興を図る事業です。

風俗慣習に関する伝承事業

アイヌ文化振興の一環として、文化継承者として次世代を担う人たちが、豊富な経験や知識を有するエカシ、フチからアイヌの風俗や習慣について継承する取り組みに要する経費の一部を助成し、アイヌ文化伝承活動の促進を図る。