財団について

平成9年度 アイヌ文化賞  葛野 辰次郎(87歳)


アイヌ文化の消滅、あるいはアイヌ文化が博物館や研究者等の「記録」にとどまることを憂い、人に活用されない保存は保存の意味を持たないという持論のもとに「活保存」を目指し、長年にわたり、積極的に自らの知識等を記録にとどめ、この資料を研究者はもとより、広く一般にも提供し、また、道内各でイオマンテ(熊の霊送り)など数々の祭事、神事の祭主を務めるなど、アイヌ文化の伝承、保存に多大な貢献をされている。

明治43年4月10日生(87歳)
現住所:北海道静内郡静内町

昭和52年 「アイヌ民俗文化財緊急調査」をはじめとする北海道教育委員会の多数の調査に平成8年まで協力
昭和53年 「キムスポ」自費出版(以後、平成3年まで「キムスポV」自費出版する。現在「キムスポVI」執筆中。)
昭和58年 「アイヌ文化の記録と保存、20年の歩み」財団法人アイヌ無形文化伝承保存会へ協力
昭和60年 北海道文化財保護功労賞受賞
昭和63年 札幌学院大学公開講座「アイヌ文化に学ぶ」講師
平成5年 静内町シャクシャイン記念館でカムイノミを行う
平成6年 札幌市豊平河畔で開催された「アシリチェプカムイノミ」でカムイノミを行う