財団について

平成11年度 研究

研究者名 研究タイトル 研究概要
共同グループ
北原 次郎太
樺太アイヌの言語・文化に関する調査事業 先学の研究成果を参照・補完し、樺太アイヌの民族誌のより詳細な記述を試みる。本年度はその端緒として、インフォーマントの所在調査及び聞き取りを行い、言語、文化のデータ蓄積を図る。
共同グループ
木下 信子
鵡川のシノッチャとイタク 鵡川のシノッチャとイタク現在なくなりつつある鵡川町の古い踊りや唄などのアイヌ民族の伝統を後世に残すために勉強会を行い、その内容を記録することにより鵡川の舞踊、唄を保存する。
十勝開拓とアイヌ歴史研究会
会長
笹村 一郎
十勝開拓の歴史と明治のアイヌの歴史の検証 十勝開拓によるアイヌ民族の生活への影響、子弟の教育の歴史等の検索やアイヌの居住跡などを検証する。
共同グループ
成田 イトモ
タイ北部と中国雲南省のアカ族の移動と社会文化の研究 タイ北部ゴールデントライアングル地域の「アカ族」が中国からタイ、カンボジア等へ移動した後の環境適応に見る社会文化の変容と、アイヌ民族の明治から昭和期の変動について比較研究する。
青木 悦子 道外のアイヌ関連運動の現状と今後のあり方に関する研究 アイヌ民族を取巻く諸状況が様々に変化しつつある現在、道外の市民団体の歴史や活動の情報収集を行うとともに、意見交換を行う。また、各団体のメンバーを招いて円卓会議を開き、議論の内容を刊行する。
伊藤 テル子 岡本ユミフチのユーカラテープの復元 アイヌ文化全般にわたって優れた伝承者であった岡本ユミ氏のユーカラテープを復元し、様似町の伝統文化を継承し、後世に伝承する。
深澤 みよの モシリ イタク研究 アイヌ語教室講師の方々の高齢化、後継者育成のために、アイヌ語の単語、文の作り方などを数多く残すために、三石町内も含めて聞き取り調査を実施する。
共同グループ
川上 哲
北海道の木工芸の起源と現状と未来~木彫り熊のルーツを追って~ 聞取り調査、資料収集等によりアイヌ木彫文化と和人文化の接点を調査し、その足跡を求め、今後の北海道の木工芸の未来図を構築し、木工芸の発展に寄与する。
共同グループ
葛野 幸子
キナ栽培研究事業 アイヌ文化の継承活動の活性化により、ゴザ織りの原料であるキナ(ガマ)の需要が益々増加しているが、河川工事等により自生のものは絶滅寸前の状態であるため、キナ栽培を研究し、栽培法を確立することによりアイヌ文化の復興等に寄与する。
共同グループ
佐々木 ヒサエ
千歳地方アイヌ女性による四季の手仕事 千歳地方のアイヌ文化、特に四季を通しての生活について、古老の方や博物館学芸員の方のお話をもとに文書や映像にまとめる。本年度は、植物採取、アイヌ料理、刺繍、織物の材料作りを記録する。
様似民族文化保存会部
会長
熊谷 カネ
アイヌ語様似方言の研究事業 様似のアイヌ語教室では、様似の言葉が整理されていないことにより教材に支障をきたしているため、様似のアイヌ語方言を調査整理し、子供、初心者にもわかりやすい形にまとめ、いつでも学べる環境作りと、地域伝統文化の保持・普及を図る。
鵡川アイヌ文化研究会
会長
三上 久雄
アイヌの暮らしと薬草 北海道のアイヌの暮らし方で、あまり知られていない薬草との関係について、既に収集した資料に加え、各市町村の資料館等からの資料収集と古老への聞取り取材を実施する。