財団について

平成12年度 奨励

研究者名 研究タイトル 研究概要
中村 茂 野鳥を通してのアイヌ民族的自然観・現代の青少年への環境教育試行研究事業 野鳥を通してのアイヌ民族と自然との関わりについて調査し、自然環境の保全が求められる現代に生きる者にとっての自然との共存の道を先住民族の自然観に学び、次世代を担う青少年の環境教育活動の一助とする。
高田 宏美 道東における女性が関わる神事 一般にあまり知られていない、神事に関わって女性が行う仕事、まじないについて、調査研究する。
岡田 美奈子 オーストラリア地域社会におけるアボリジニの現状 オーストラリアのアボリジニに関する政策と実情、その問題点について、地域の人々からの聞取りを中心に調査を行い、アイヌ民族の実情と比較考察する。
阿部 美咲 アイヌモシリと植民地北海道の考察 北海道における明治以降の植民政策とアイヌモシリの歴史について、国立国会図書館、国立民族学博物館、道内大学で資料収集、取材し、調査結果をまとめる。
山田 敦子 アイヌ漁労具の形態と機能についての調査 アイヌの漁労具、特にマレクにおけるその形態と機能の関係について解明する。オプの寸法やラスパと鉤の接合部分にかなりの形態差がみられ、その差は捕獲対象によるものなのか、機能の差により生じた結果であったのか、比較検討してみる。
三浦 佳代 各地のウエペケレ(民話)収集 世間に流布されていないアイヌ民話を世間一般に伝えるため、収集保存する。
柴田 美香 アイヌにまつわる地名と神話について アイヌによってつけられた地名が多い中で、どのように地名がつけられたかを現地調査を交え研究する。
吉川 冠人 網走の博物館・資料館のアイヌ民具調査 網走市内の三つの資料館に展示されているアイヌ民具を調査し、オホーツク文化や、サハリン先住民族関係のウィルタ文化等との比較研究をする。
中谷 麻美 アイヌ文化における装身具の形態についての研究 アイヌ民族の装身具であるタマサイには、多様な形態が見られる。装身具には身体装飾としての意味の他に、様々な社会的意味が含まれている。周辺文化から輸入された素材であるタマと平板の形態と社会的意味の整合性を解明する。
三浦 志津 アイヌの伝統手工芸の保存記録 チタラペ、サラニプの、原材料を採取するところからの作業行程をデジタル映像で残すことを目的とする。
阿部 一 アイヌ資料の外国への流出経路について 外国に多数存在するアイヌ資料が流出した経路を探る。さらに、日本における資料館等の展示物の状況を調べ、その使用方法について調査する。
三浦 数人 日本と外国のアイヌ展示物について 外国や日本にあるアイヌの展事物がどのように扱われているのかを調査するとともに、展示物の使用方法等について調査する。
多原 香里 スイス・ベルン歴史博物館のアイヌ民族資料調査 スイス・ベルン歴史博物館に所蔵されているアイヌ民族資料について、入手経緯等を調査する。また、アイヌ民族資料が、海外の博物館でどのような位置を占めているのかを調査する。