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平成29年度 (第21回) アイヌ文化奨励賞(個人) 西田正男 (71歳)

北海道釧路市阿寒町在住

 

 氏は、明治18年釧路からセツリ川上流(現鶴居村)に強制移住させられた西田植吉氏のひ孫にあたり、昭和29年秋の阿寒湖アイヌコタン草創期より、養父秋辺三次郎氏、母カツミ氏のもと、アイヌ文化を生活の中で学ぶ。昭和48年にコタンの家を継ぎ、民芸品店を経営しながら阿寒アイヌ民族文化保存会、阿寒湖アイヌ協会の役員として本格的なアイヌ文化の活動に入る。

 アイヌ古式舞踊の踊り手、ユーカラ劇の演者、アイヌ民話人形劇の演者などを務め、国内外での公演に積極的に参加。近年は地元のみならず、各地域のカムイノミの司祭主として、わかりやすい口調、所作で後輩への指導にあたり、アイヌ文化の後継者育成と普及啓発に努めアイヌ文化の振興に貢献している。

 

略歴

昭和48年   阿寒湖アイヌコタンの家を継ぎ、民芸店を営む

昭和61年   阿寒湖アイヌ協会長、阿寒アイヌ民族文化保存会役員

平成 9 年   北海道ウタリ協会阿寒支部長

平成11年   阿寒アイヌ工芸協同組合代表理事(現在に至る)

平成11年   NPO法人阿寒観光協会まちづくり推進機構副理事長(現在に至る)

平成11年   阿寒町商工会理事・監事(現在に至る)

平成24年   北海道商工連合会 会長彰 受賞

平成24年   全国商工会連合会 会長彰 受賞