財団について

平成27年度 (第19回) アイヌ文化賞 林イツコ (81歳)

北海道白老町在住

 

幼い頃より母親や近所のフチたちの踊りや歌を聞き、18歳の頃から伯母などの 指導を受け、本格的に古式舞踊に携わる。その後、63年もの長期にわたり、現在の白老地方における伝統芸能の基礎を築いた。昭和40年に設立された「白老観光コンサルタント㈱(現一般財団法人アイヌ民族博物館)」の古式舞踊公開事業では常に出演し、後進の指導にも熱心に取り組んできた。昭和45年に結成された「白老民族芸能保存会」では、役員、指導者として中心的な役割を担い、多くの後継者を育成している。白老のアイヌ古式舞踊で行ってきた活動の功績は極めて大きい。

 

略歴

昭和28年  伯母などの指導を受け、古式舞踊の活動に携わる

昭和32年  東北、北関東、小中高校 古式舞踊訪問公開事業参加

昭和45年  白老民族芸能保存会理事に就任

昭和45年  日本万博博覧会「日本の祭り」公演(大阪府で開催)に出演

昭和47年  札幌冬季オリンピック「北国の芸能」公演(札幌市で開催)に出演

昭和51年  財団法人白老民族文化伝承保存財団理事に就任

平成1年  財団法人アイヌ民族博物館理事に就任(平成4年まで)

平成13年  白老民族芸能保存会において顧問を務める

平成13年  白老文化奨励賞(白老町) 受賞

平成13年  アイヌ文化奨励賞 受賞

平成19年  白老町指定無形民俗文化財 伝統文化継承者に認定される

平成19年  親と子のアイヌ語学習事業において講師を務める

平成25年  民族文化財伝承・活用事業 芸能講座(歌唱)の講師を務める