財団について

平成28年度 (第20回) アイヌ文化奨励賞(個人) 倉部テル子 (69歳)

北海道白老郡白老町在住

 

 氏は幼少から母(新井田チヤ)、叔母(林イツ子)からアイヌ語、歌、踊りを習い身に着け、昭和58年、(財)白老民族文化伝承保存財団(現「(一財)アイヌ民族博物館」以下同)に入職以来、平成21年退職まで27年にわたりアイヌ文化の普及活動は国内外を問わず40数回務めると共に、今なお白老民族芸能保存会会員として、アイヌ文化の保存継承と普及活動に寄与している。

 特に普及活動において、苫小牧駒澤大学、白老の荻野小学校、緑丘小学校での指導、フィンランド、スウェーデン、イギリス等、国外でムックリ演奏、古式舞踊を披露した。平成16年には、皇居において皇后陛下主催の天皇陛下 古希奉祝の催しで、アイヌ民族として初めてムックリ演奏を披露するなどアイヌ文化の発展に貢献している。

 

略歴

昭和58年  (財)白老民族文化伝承保存財団入職

昭和60年  札幌市、淡路島うみの祭典で公演参加

昭和63年  フィンランド、スウェーデン 講演参加

平成元年

 ~16年  白老緑丘小学校 古式舞踊講師

平成  2年  国際花と緑の博覧会等で公演参加

平成  3年  アイヌ文化の集い等 講演参加

平成  7年  第24回国際民族芸能舞踊の踊り(イギリス)で公演参加

平成  8年  北欧文化の集い・歌と踊りの夕べ(フィンランド)で公演参加

平成11年  沖縄杜のにぎわいで公演参加

平成12年  森田村石神祭(青森県森田村)で公演参加

平成16年  天皇陛下 古希奉祝の催しでアイヌ民族として初めて、ムックリ演奏を披露

平成18年  苫小牧駒澤大学でムックリ指導

平成23年  伊達アイヌ協会でムックリ製作、ウポポ指導

平成25年  白老民族芸能保存会でイフンケ、ヤイサマ指導

平成27年  白老町荻野小学校でリムセの歌と踊りを指導