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工芸品展

ロシア民族学博物館アイヌ資料展

~ロシアが見た島国の人びと~

ロシアをはじめとする欧米の博物館・美術館には、江戸時代後期から昭和にかけて収集されたアイヌ民族資料が数多く収蔵されています。それらの多くは、各国の研究者・収集者が来日し、アイヌの集落を自分たちの足で歩いて収集したものです。
ロシア共和国サンクト・ペテルブルグ市にあるロシア民族学博物館は、22コレクション約2,600点のアイヌ資料を収蔵していますが、そのほとんどは、帝国地理学会会員で同博物館の臨時職員であったV.N.ヴァシーリエフが、1912年から13年にかけてサハリンや北海道平取などで収集したもので、収集年、収集地が判明していることと、日本に現存しないものが多くあることなどから、貴重な資料といえます。
本展では、その2,600点の資料を、男性の仕事・女性の仕事という視点から見るとともに、「文様の美」に焦点をあてて、200点の資料を借用・展示し、ロシアが見た島国の人びと―20世紀はじめのアイヌ文化を紹介しました。

  • ロシア民族学博物館

1902年に創設され、基本的にはロシア・ソビエト時代の国内及び近隣諸国の諸民族を対象とした50万点以上の厖大な民族資料を収集し、ロシアの民族学研究において主導的な役割を担ってきました。
博物館はアイヌ文化にも深い関心を寄せ、2001年5月から翌年3月まで、ロシアにおける最初の民族学的な展覧会「島国の人々―アイヌ」を開催しています。

  1. 展覧会名
    「ロシア民族学博物館アイヌ資料展 ―ロシアが見た島国の人びと―」
  2. 展示資料
    アイヌ民族資料 200点
  3. 資料借用先
    ロシア民族学博物館
  4. 開催館
    • 北海道開拓記念館(平成17年4月22日~6月19日)
      観覧者 8,661名
    • 川崎市市民ミュージアム(平成17年7月2日~8月28日)
      観覧者 8,447名