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工芸品展

海を渡ったアイヌの工芸

-英国人医師マンローのコレクションから-

明治23(1890)年に来日した医師N.G.マンローは、日本人の起源やアイヌ文化に興味を抱き、考古学調査のかたわら、たくさんのアイヌ工芸品や民具を収集しました。病に苦しむアイヌの人々の窮状に胸を痛め、のちに北海道平取町の二風谷に移り住んで医療奉仕をしながらアイヌ文化研究にいそしみました。多くの村びとから慕われたマンローは、イオマンテに代表されるアイヌ民族の精神世界をもつぶさに観察し、昭和17(1942)年に二風谷でその生涯を閉じました。
この展覧会では、国立スコットランド博物館・大英博物館・北海道開拓記念館などが所蔵する、マンローが収集したコレクションをとおして、アイヌ文化を紹介しました。

  1. 展覧会名
    「海を渡ったアイヌの工芸 英国人医師マンローのコレクションから」
  2. 展示資料
    アイヌ民族資料 419点
  3. 資料借用先
    国立スコットランド博物館、大英博物館、オックスフォード大学ピットリバー博物館、酪農学園大学、北海道大学、釧路市立博物館、北海道立文書館
  4. 開催館
    • 北海道開拓記念館館(平成14年4月26日~6月9日)
      観覧者 14,481名
    • 神奈川県立歴史博物館(平成14年7月27日~9月1日)
      観覧者 11,084名