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工芸品展

アイヌの美・彫る

~清野謙次コレクションを中心に~

今回の展覧会は、大阪府立近つ飛鳥博物館の所蔵する「清野謙次コレクション」を中心として、旭川市博物館とアイヌ民族博物館にもご協力をいただき、アイヌ文化の特色の一つである木工芸品に刻まれたアイヌ文様の美しさをテーマに展示しました。清野謙次博士は生体染色研究の世界的権威の病理学者でしたが、一方では考古・民族資料の収集において、日本ばかりでなく、中国や東南アジアなど幅広い地域を対象に活動され、その膨大な資料をもとにした博士の研究は、日本の人類学の発展にも大きな影響を与えています。今回展示された資料は、北海道アイヌの工芸品はもとより、樺太アイヌ・千島アイヌの手になるものもあり、その相違点や共通する美しさをじっくりご覧いただくことができます。アイヌ民族がはぐくんできた文化の素晴らしさを十分に感じとっていただければ幸いに思います。

  1. 展覧会名
    「アイヌの美・彫る ~清野謙次コレクションを中心に~」
  2. 展示資料
    大阪府立近つ飛鳥博物館資料70点他
  3. 資料借用先
    大阪府立近つ飛鳥博物館他
  4. 開催館
    • 名寄市北国博物館(平成10年10月22日~11月8日)
      観覧者 800名
    • 二風谷アイヌ文化博物館(平成10年11月20日~12月10日)
      観覧者 500名