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アイヌ語弁論大会

第14回(平成22年度)アイヌ語弁論大会 2010.11.6

~アイヌ語でイタカン ロー(話しましょう)~

平成9年度にアイヌ民族文化祭と共催をさせていただく形でスタートした「アイヌ語弁論大会」は、今年度第14回目を迎えました。開催当初10数名だった出場者数も年々増加し、幅広い年齢層の方々に道内外各地よりご出場いただき、今大会の出場者数は29組45名を数えました。

会場には沢山の方々にご来場いただき、大会は盛況のうちに幕を閉じることができました。これもひとえに皆様方の長年に渡るご理解とご協力の賜物と心よりお礼申し上げます。

さて、アイヌ民族独自の言語であるアイヌ語の学習は、道内のアイヌ語教室を始め、道内外でアイヌ語学習会や勉強会など様々な形で行われています。アイヌ語弁論大会は、そのような日々のアイヌ語学習の成果を発表する場として、また他地域で学習している方々との交流の場として、そして開催する地域の方々にアイヌ語やアイヌ文化に触れていただく場として毎年開催をしています。

この度大会の模様を報告書としてまとめ刊行しましたので、ご覧いただくとともに、アイヌ語学習の教材としてもご活用いただければと思います。

最後になりますが、本大会開催にあたりご協力をいただきました多くの皆様方に心よりお礼を申し上げます。

 

平成23年3月

弁論大会の様子
田澤 天翔くん
弁論大会の様子
堀 多栄子さん
弁論大会の様子
市川 伸太朗さん
  • 大会詳細
    発表者数 29組45名
    開催日時 11月6日(土)10:00~15:30
    開催場所 国立大学法人北海道大学 クラーク館講堂(札幌市北区北8条西8丁目)
  • 審査結果(敬称略)
    最優秀賞 ☆☆☆
    【子どもの部/自由】
    田澤 天翔(秋田県) シマフクロウ神の謡
    【大人の部/口承文芸部門】
    堀 多栄子(白老町) イヌンケ(子守唄)
    【大人の部/弁論部門】
    市川 伸太朗(愛知県) シンシュー オッタ アン イネ シ(信州の四季)

    優秀賞 ☆☆
    【子どもの部/自由】
    葛野 ひな(新ひだか町) ク・コ エカシ オルペ(私のエカシの話)
    今井 とわ(静岡県) ねずみを 追いだす ために おおさわぎした
    (姉主観編)
    【大人の部/口承文芸部門】
    豊田 礼子(平取町) オキクミ シチカ
    (オキクルミとフクロウ神)
    川奈野 一信(平取町) ポンヤウンペ マチヒ アエイッカ
    (ポンヤウンペの妻がかどわかされた)
    【大人の部/弁論部門】
    山田 美郷(白老町) ヘッチェ アキ ロ(合いの手を練習しよう)
    川村 このみ(白老町) 先祖の名を歌う歌の復元
  • 審査委員名簿(敬称略)
    審査委員長 藤村 久和 (北海学園大学名誉教授)
    審査委員 切替 英雄 (北海道学園大学准教授)
    北原 次郎太 (北海道大学アイヌ・先住民研究センター)
    木幡 サチ子 (平取町二風谷アイヌ語教室)
    熊谷 カネ (様似アイヌ語教室 講師)