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文様を彫る |
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@ 文様を対称に配置する工夫があります。型紙にカーボン紙を挟んで四つ折りにして、文様を描いて開くと天地左右対称になります。型紙の線が多くなると、どこが筋なのか判らなくなり、盆の表面も黒く汚れてしまうので、基本的な筋だけにとどめておきます。 |
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| A 型紙の下にカーボンを挟んで、型紙をテープなどで固定して線をなぞります。かつては、いろりの炭を使って下絵を描いたとも、下絵なしで描いたとも言われています。 |
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筋彫り |
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@ 三角刀で一度に彫る作品も多いと言いますが、川上さんは切り出しを入れることにこだわっています。彫りが深くなり立体感が出るからです。刃は少し外側に倒し、右手で方向を操って左手の親指で押すようにして動かし、線の上に深さ3mm
ぐらいの切り込みを入れます |
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| A 切り込みの内側の面を2〜3mmの幅で削ぎます。隅には彫り残しができやすいので、切り出しを入念に入れます。 |
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| B 同じ要領で筋の内側にもう1本の筋を彫ります。円を描くときは手ではなく、盆を動かして刃は常に操りやすい位置を保ちます。 |
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| C 「渦巻き文様」の内側を丸刀でくり抜き、立体感を出します。 |
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| 「花びら型の文様」の中に「鱗()文様」を彫ります。川上さんは、盆()の文様には面の削()ぎ方に決まりがあると年長者から教わりました。鱗()の向きは上下左右で方向を変えます。 |
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「波状の文様」 |
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| 「括弧()文様で括()られた細長い三角形」の中に「波状の文様」を彫ります。切り出しを入れた線の間を一方に向かって斜めに削()ぎます。 |
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「連続した括弧()文様」 |
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| 「渦巻き」の中と盆()の縁に「連続した括弧()文様」を彫ります。この文様は、頂点を決めてから線を引くと幅を均等にしやすくなります。切り出しを入れてから面を削ぎます。 |
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| 面は互い違いに削()ぐ方法もあります。 |
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| これで完成です。川上さんは、盆()の仕上げ剤にはクルミ油が良いと言います。 |
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