仕立て・切り伏



4 仕立て・(そで)

 
 (そで)を仕立てます。布を無駄なく使うもじり(そで)(むじり(そで))です。布の上下を合わせて台形にします。(そで)の下側は捻って斜めに折り袖口を22p、袖付(そでつ)けを55pになるようにします。
 (そで)の仕立ては裏返した状態で行います。(図26)
 

図26
 ()い代は下側を多めにとり、上側に折り込んでオヒョウの糸で()います。(写真57)  
写真57
 ()い代は木綿の布で(おお)います。
 (そで)は左右対称に作ります。(図27)
 

図27 図は裏側です


5 切り伏・(そで)

 
 裏にしたまま袖口(そでぐち)に木綿の布を()い付けます。木綿布を()い付けてから表に返し袖口(そでぐち)の形に合わせて裁断(さいだん)します。(図28)
 

図28
 袖口(そでぐち)の木綿衣を10pの幅にしてしつけをします。模様の切り伏布もしつけます。(写真58)
 
写真58
(そで)の切り伏模様(図29、30)
 
図29 図30 袖山側(そでやまがわ)から見た切り伏模様
 身頃、袖口(そでぐち)のまわりは全て(こん)色の木綿布で(おお)われ切り伏布による帯状の直線の模様が着物の前後に付けられています。
 切り伏布はまつり()いで()い付けます。糸の()い始めと()い終わりの糸玉は表からも裏からも見えないように処理します。(写真59、60)
 

写真59


写真60



前のページに戻る 】  【 次のページを開く