次に、茅押さえ材(サクマ)をつけます。このサクマ(アウンサクマ)は茅の下になり、茅の上にあるサクマ(ソユンサクマ)との結束によって、茅を挟み、固定させる役目を持っています。
サクマ材は、素性のいい、真っ直ぐな木を選びます。太さは、つける箇所によって異なりますが、元口の径がだいたい2〜4cmくらいのものが適当です。
つける順序は、まず、屋根の下、桁・梁から少し上のところで、1段目の茅を押さえるサクマからつけます。
なお、この一番下のサクマは出来るだけ下のほうにつけます。そうすることにより、軒の茅を長く出すことができます。 |
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サクマをつける |
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| ※サクマは各段とも東西南北同じ高さで水平につけます。高さが狂いますと、茅の段葺きが歪んでしまいます。
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| 一番最初のサクマは、東面の北側につけ、順次、南面、西面、北面とつけていき、途中で接する隅垂木、垂木とはすべて結束します。
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垂木と結束 |
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| また、サクマとサクマは途中で結束しながら、連続性を持たせます。 |
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1段目のサクマ |
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サクマをジョイントする |
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| 同じ要領で、2段目、3段目とつけていきます。 |
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上に向かってサクマをつけていく |
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| ポンチセは、東面と西面に各4段、南面と北面に各5段つけています。 |
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南面 |
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西面 |
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| サクマをつけ終えると、屋根組みは完成です。 |
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