内 装

 

 次に、屋内を整えていきます。

 


1.炉棚(トゥナ)

 

 炉棚(トゥナ)をつくります。
 炉棚は、(はり)から()るした棚で、肉や魚、山菜を乾燥保存するために使います。
 炉鉤(ろかぎ)(スワッ)は(なべ)()るす棒で、(なべ)を前後上下に移動することが出来るようになっています。


炉棚の材料
 まず、炉を切るところの上に、(はり)(はり)に渡して平行して2本の木(A、a)を置きます。
 そのA・aの上に半割りの木を2本(B、b)、平行して置きます。なお、このB・bの両端のほうには穴を開けておきます。
 
炉棚をつくる
炉棚の製作工程
 

炉棚をつくる
 


2.炉(アペオイ)・炉縁(ろぶち)(イヌンペ)

 

 炉棚が出来上がると、炉を切ります。
 炉の位置は、家の中心か、もしくはその少し下手に切ります。
 まず、地面を東西に長く長方形に掘り下げます。深さは25cm程度です。


地面を掘り下げる
 掘り下げたところに、砂を敷きます。

※本来は、砂ではなく火山灰を使いますが、ポンチセの敷地はそもそもが火山灰ですので、波打ち際のきれいな砂を使いました。
 
砂を敷く
 次に、炉縁(ろぶち)(イヌンペ)を置きます。三方(東、南、北側)に木を置き、「コ」の字型にします。3本とも、上面は平に削っておきます。

※ポンチセでは、南北の木の端(東の木と接するところ)の上半分を東の木の太さに削り、同じく、東の木も南北の木に接する両端の下半分を南北の木の太さに削って、3本を組み合わせて置きました。
  炉縁を置く
 炉縁(ろぶち)を置いたところで、砂の上に枯葉を敷いて、砂をかぶせます。  
枯葉を敷く
 砂をかぶせるのと同時に、炉の上手内側両端に、イヌンペサウシペと呼ばれる丸太を埋め込みます。これは、男性が彫刻をするときなどの作業台になります。  
イヌンペサウシペを埋め込む
 最後に、砂をならします。  
砂をならす
 出来上がった炉に、火箸(ひばし)(アペパスイ)、灰かき(アペキライ)、明り台(ラッチャコ)を置きます。  
火箸、灰かき、明り台



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