イタオマチプ
再現する「
板綴
(
いたつづ
)
り舟・イタオマチプ」は全長13.5m、巾1.3m、10本の
車櫂
(
くるまがい
)
と1本の
練
(
ね
)
り
櫂
(
がい
)
そしてガマの茎や葉で
編
(
あ
)
んだ
帆
(
ほ
)
が動力となる外洋船です。
現在、「イタオマチプ」の製造技術は
伝承
(
でんしょう
)
されていませんが、文献やアイヌの
伝承
(
でんしょう
)
を基に現代の技術も用いて制作します。
ここで紹介する「イタオマチプ」は、北海道釧路市に住む秋辺得平さんが再現したものです。
秋辺得平さん
舟造りの作業に入る前に作業の安全と良き舟ができるよう火の神を通して様々な神々に祈ります。
(写真5)
写真5
各部の名称
各部の材料
舟敷
(
ふなしき
)
:
センノキ 直径約1m※ 長さ14m ※根元側
樹皮
(
じゅひ
)
を
剥
(
は
)
がす前
おもて板
:
センノキ(
舟敷
(
ふなしき
)
の原木より)
とも板
:
センノキ(
舟敷
(
ふなしき
)
の原木より)
横木
(
よこぎ
)
:
エゾマツ
目塞
(
めふさ
)
ぎ棒
:
トドマツ(板:トドマツ)
あばら木
:
センノキ(ドスナラ又はイタヤカエデが良い)
羽板
(
はねいた
)
:
エゾマツ
帆柱
(
ほばしら
)
:
カラマツ(トドマツも良い)
貫木
(
かんぬき
)
:
オンコ
座り板
:
エゾマツ
車櫂
(
くるまがい
)
:
シウリザクラ
練
(
ね
)
り
櫂
(
がい
)
:
シウリザクラ
櫂受
(
かいう
)
け
:
ドスナラ
櫂受
(
かいう
)
け軸
:
ツリバナ(エリマキノキ)
飾り板
:
センノキ(
舟敷
(
ふなしき
)
の原木より)
飾り
木鈴
(
きすず
)
:
オンコ
縄
(
なわ
)
:
麻縄
(
あさなわ
)
直径12 (長さ約200m分)、直径9 の2種
帆
(
ほ
)
:
ガマ、
木綿
(
もめん
)
布、綿糸、竹
その他
:
竹(竹釘用)、木ねじ、木工用接着剤、割れ止め材、目止材、オイルステイン、
木綿
(
もめん
)
の
紐
(
ひも
)
、耐水性塗料、木工用道具
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