伝統舞踊は、地域的な特色をもって伝承・保存されてきました。これまで、北海道内各地で20の保存会が組織され、そのうち17保存会が伝承・保存する伝統舞踊が、国の重要無形民俗文化財に指定されています。毎年開催されるアイヌ民族文化祭やアイヌ文化フェスティバルにはこれらの保存会が参加して、地域に伝わる舞踊を披露しており、近年は海外での公演も活発に行い、アメリカやイギリス、フィンランドといった国々において、アイヌ文化の紹介を行っています。さらに、各地で実施される各種儀礼においても舞踊が披露され、保存会の人たちをはじめとして、儀礼に参加した人たちもともに踊り、楽しんでいます。
アイヌ文化伝承者の高齢化が叫ばれる今日において、若い人たちの舞う姿が多く見られるようになり、伝承の輪が大きく広がっています。
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アイヌ文化フェスティバルでの伝統舞踊披露(様似民族文化保存会、財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構蔵) |