しっぽ沼

おかあさんウサギは イトウにいいました。
「ウサギなんかたべても、ちっとも おいしくなんかないよ」
「なにをいうかー、すごく おいしかったぞ」
と イトウは いばって いいかえしました。

「そんなはずはない、
シッポが みじかい生き物は おいしくないのです」
と おかあさんウサギに いいかえされたイトウは
かんがえこんだ。
「そういわれてみれば
あじなんか しないような気がしてきたな~」

すると、イトウは、おなかから
ポン!と 子ウサギをはきだし、
ぬまのそこへ もどっていきました。